東陽興業株式会社では交通事故削減に向け、こどもの絵をラッピングしたタンクローリーを導入しました。12月19日に納車式を開催。荷主や自治体などの関係者に新車をお披露目しました。
トラックにこどもたちの絵を描いて交通事故を減らそうという「こどもミュージアムプロジェクト」の一環。同プロジェクトは大阪の運送会社、株式会社宮田運輸が9年前の死亡事故をきっかけに始めたもので、こどもの絵を背負って運転する自社のドライバーだけでなく、街や高速道路などで見かけた一般ドライバーにも優しい気持ちを生み出すことで交通事故を減らそうという取り組みです。今では全国で1000台以上のトラックにラッピングが施されていますが、石油タンクローリーは珍しいといいます。
今回は10月に開催した家族会でこどもたちに絵を描いてもらい、その中からドライバーや整備士、管理者の子どもたちの絵5枚を選び、側面と後方に9枚貼りました。お父さんを思って「パパがんばれ」「あんぜんうんてんしてね」などと書かれたメッセージは見る人をほっこりさせます。見かけた人は安全運転せずにはいられないでしょう。
さっそく中日新聞や業界紙に取り上げていただきました。これから寒くなり、このタンクローリーが活躍する季節です。街で見かけたらぜひ、ご注目ください。そして優しい気持ちで交通安全を守りましょう。
2023年12月23日付燃料油脂新聞
2024年1月4日付物流ウィークリー
2024年1月12日付物流ニッポン
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