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山本洋一

業界紙に新社屋を紹介していただきました

 7月に完成した本社新社屋について、8月3日付の業界紙「物流ウィークリー」で紹介していただきました。

 外観へのこだわりについてはこれまでも紹介してきましたが、今日は中身について少しご紹介したいと思います。

 こだわりの一つがトレーニングスペースです。会議室の一角にトレーニングマシンやバイク、腹筋ローラーなどを設置。従業員が気軽に運動できるようにしました。コロナ禍の「家トレ」ブームでまだすべてが揃っていませんが、さらにスクワットやベンチプレスなどができるマシンやダンベルなどが届く予定です。これらの器具を活用して健康で長く、元気に働いてもらいたいと思います。キーワードは健康経営!

 二つ目が多様性への配慮です。これまで当社には休憩室が一つあるだけでしたが、今後、女性乗務員が活躍する時代を見据えて休憩室を2か所に増設。さらに、トイレは男性用、女性用に加えてジェンダーフリー用を用意し、多様な性のあり方に対応できるよう配慮しました。見にくいですが、真ん中がジェンダーフリートイレです。

 三つめのこだわりが災害時の事業継続(BCP)についてです。当社が立地するのは名古屋港の沿岸部。今後、30年以内に80%の確率で起きるといわれる南海トラフ大地震が起きれば影響は免れません。当社のある船見地区は「あらゆる可能性を考慮した最大クラス」の場合、3.6メートルの津波が126分後に到達するとされています。新社屋では1階の床レベルを海抜3.6メートルの高さに設定し、それでも1階が水に浸かることも想定し、さらに3.6メートル高い2階部分にサーバー室を設置。仮に1階が水に浸かった場合、2階にパソコンを持ち込んで通常通り、業務を継続できるようにしました。2階の室外機置場には発電機も設置し、停電時にはそこからサーバー室やパソコンなどに電気を供給します。


 従業員用の駐車スペースも大幅に拡大し、ストレスなく車を停められるようになりました。秋には角地に桜に木を植え、来年以降、春には従業員で花見ができるようになります。

 目指したのは「より人が働きやすく、休憩しやすく、人の集まりやすい事務所」。新たな事務所を拠点に、さらに充実したサービスを提供してまいります。

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